ごあいさつ
解体工事業については、建設業法の改正により新たな業種として新設されたことから、今後、建設産業の一翼を担う専門工事業としての確固たる地位を築いていく必要があります。
近年、環境、安全等に関する法令が改正され、建設廃棄物の処理方法やアスベストなど処理困難物の取扱いの厳格化、騒音・振動に係る低公害工法の導入など、高度な技術力と専門知識、安全管理能力などの総合力が求められるようになり、解体工事業が担う社会的責任も大きくなってきています。
このような背景を踏まえて、当協会の会員各社は、環境に配慮した、確かな技術・知識と実績に基づく適正施工により社会的責任を果たすとともに、地域社会に貢献する活動を行ってまいります。
また、県内には、解体工事に関する一定の能力を備えた、国土交通大臣が指定する技術管理者資格である解体工事施工技士について1700名を超える合格者がいます。
この資格を有効活用することで、解体工事の専門性、安全性を高め、解体工事業のレベルアップにつながっていくと考えています。
今後とも、関係機関・団体と連携して、環境保全と解体工事業界の健全化・発展に取り組んでまいりますので、関係各位のご指導、ご協力をよろしくお願いします。
一般社団法人 鹿児島県解体工事業協会
会長 新留 司
会長 新留 司